僕らも、「カメラなかったらおもろないやつ」の一人なんじゃないか

先日、こんなニュースが話題になった。

というか、炎上してた。

 

 

 

ラーメン店は1月22日に公式ツイッターで「先程『たむけん』さんが来店されました!」とつぶやき、たむらと記念撮影した画像をアップ。さらに、この投稿にリプライする形で「マイク、カメラなかったらおもろ無い奴でした」とつづった。

 

たむらけんじを「おもろ無い奴」罵倒ツイートでラーメン店炎上…本人が「もうやめましょう」沈静化呼びかけ : スポーツ報知

 

 

主に、芸人やタレント、女優さんなんかが、

カメラを向けられたときだけ、明るく振る舞って、

カメラが無い場面では実はそんなこと無い、素っ気ない、なんてよくある話だと思う。

 

 

しかし、逆に言うと「生で会っても、あのままのテンションで、好感度上がった~~!」聞く話ではなかろうか?

 

 

 

 

 

 

 

 

 

僕らは、カメラがなかったら面白くないやつなのか?

 

「なにいってんだ?」と思った方がほとんどだろう

 

だが、僕らもたむけんさんの立場に立たされることはある。

その例が、営業マンや接客業をされてる方々だ。

 

僕自身は営業マンとして、都内辺りで外回りをしている。

訪問先に顔を出す前には、口角を上げたり、表情を作ったりするものだ。

 

オフの顔をすることは許されない。

プロだから。

 

 

 

 

 

 

 

そのことを思ったら、ふとした拍子にクライアントの方に出会したら、たぶんオフの顔、

すなわち「カメラがなかったらおもろないやつ」になっていると思う。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

いや、オレ、営業じゃねぇしw

 

ここまで読んで、納得していない方や、

極端な話「それとこれとは話が別、たむけんは芸人としてオフの表情は出してはいけない!」と思う方もいるかもしれない。

 

世の中、色んな立場の職業、役職の人がいる訳で、みんながみんな、人を相手にしているわけではない。

 

 

 

 

 

うちのオカンも、カメラがなかったらおもろないやつですよ!

さて、ここで実家にいるオカンにフォーカスして考えてみよう!

 

 

母「はい!もしもしーーーっ!」

父「おぉ、あのさぁ」

母「あぁ、お父さん..」

この文脈だけで、オカンの声色とトーンが変わったことは明白。脳内再生余裕である。大体どこの家も同じでしょ。

事務のオバハンがそうなんだから、そうでしょ。

 

 

話が逸れそうだが、この例を見て言えることは、

つまり、オカンは、外面を良くしていると言える。

常に、口角アゲアゲで、声色変えてて、トーン高いって無理なんじゃないかと言いたい。

 

だって、常に高いテンションなオカンとかウザくない?

(そういう問題ではない。)

 

 

 

では、芸能人など、画面の奥の人達に視点を戻したい。

芸能人も、女優もオカンと同じホモサピエンスである。

神じゃない。

 

裏を返せば、オフのときでも、サービスしてくれる芸能人、有名人の方々は尊敬に値する。

 

 

 

自然体でいることにもっと寛容でいいんじゃないか?

他人に期待することを辞めた方がいいんじゃないか?

 

 

 

ラーメン屋の主人も、もっと相手のことを思ってたらこんな発言には至らなかったのではないだろうか。

 

画面の奥にいるのは、常に生身の人間だと忘れてはならない。

 

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